ページの先頭
漢方の金方堂 トップページへ > 夜中トイレに起きる
トップページ お店紹介 店主紹介 最近の話題 症状別漢方療法 経験談

 「夜中トイレに何回起きる?」

  夜中トイレに起きる:腎虚

 普通は夜中にトイレに起きないものです。
 太古の昔から人は朝日と共に起きて活動し、夜は日が沈むと休息してきました。夜は排尿を止めるホルモンが分泌されるので、普通の人であればたとえ10時間寝ていてもトイレに起きることはほとんどありません。

 「夜中にトイレに2回以上起きる」のは老化によって身体の機能が衰えてくると、抗利尿ホルモンが夜間に分泌されなくなり、昼間同様に夜中にも尿が出てしまうのです。
 1度ならたまにあるのですが2度以上おしっこで起きるのは、身体が 老化して衰えてきたと自覚するべきです。
 そしてこのことを年のせいで済ますのではなく、これからの数十年を快適に過ごすために準備し行動することが必要になったと言うことです。

夜中トイレに起きる方ご相談ください!

 漢方では「夜間多尿」は腎と膀胱の機能失調によって発生すると考えます。昼は陽で夜は陰であるから、夜は陰が多く陽が少ないので「夜間多尿」は陽気の足りないことが原因であるとされます。
 対処法はおもに「温補腎陽」を基本にして、体質・症状によって加味することがあります。
 また、腎陽の不足だけでなく、食欲不振や泥状便などの消化器症状が加わる「脾腎陽虚」の人も多いので、症状の確認には注意が必要です。

このページのトップへ
前のページに戻る
Copyright © 2005 Kimpoudou All Rights Reserved.